手持ちのパソコンでAI動画生成する場合のHDD(ストレージ)種類の重要性

AI動画生成界の庶民の味方RTX3060(12GB版)を使用して絶賛実験中。

今回は、FramePack-eichi(フレームパックエイチ)が快適に動作するための最低動作環境について検証してみました。特にストレージ(HDD)の重要性に注目して、古いSATA接続のHDD(読み込み速度:約77.8 MB/s)を使って実行してみましたが、まさかの結果に、、、。
テキストエンコードの段階でHDDの処理が張り付き、フリーズしてしまいました。15分ほど待っても画面が動かず、動画生成処理を開始できないという事態に。↓

古いHDDでAI動画生成する場合の注意点
昔の読込速度の低いHDDを使用した場合、私の環境ではFramePack(フレームパック)は実用的ではないばかりか、動画生成をする前のプロンプトを読み込む段階で15分以上待たされることになってしまいました、、、。
※追記です、プロンプトの読込に時間がかかりますがその後は動作致しました。

普段はNVMe接続のM.2SSDで実行しているため、これまで気づかなかったのですが、私のNVMe SSDの読み込み速度は最大2200MB/s。これが、昔のSATA接続HDDの約28倍の速度となり、まさに爆速です。10年以上パソコンに触れていなかった間に、技術がここまで進化していたことに驚きました(汗)。
NVMeSSDではFramePack(フレームパック)起動時に瞬間約80%まで上がった後、テキストエンコード時に動画生成処理を始めると1%程度で落ち着き、スムーズに動作しました。
最初のテキストエンコード時の状態はこちらです、

まだ詳細なデータは取れていませんが、最大速度約500MB/s程度のSATA接続のSSDでも現状ではぎりぎりボトルネックとなりそうです。現状では最低でもNVMe接続のM.2SSD(読込速度最大2200MB/s)を使用する事でボトルネック無しで快適にFramePack(フレームパック)を実行できそうです。